第496話 ”ヤルキマン・マングローブ”
聖地マリージョアの位置が判明!!
やはり
『グランドラインとレッドラインの交わるところ』
にあったのですね。
おそらく海軍本部もマリージョアに隣接する感じで存在するのでしょう。
そして魚人島の位置も判明しました。
なんと、マリージョアの真下。
海底1万メートルの海底にはレッドラインに穴が開いている場所があり、『グランドライン前半』と『後半である新世界』の行き来が可能となっている。魚人島はその穴の中に存在するとのこと。なるほど~。
長年謎であった『グランドラインとレッドラインの交差点』はこのようになっていたのですね~。一般人は陸路であるマリージョア経由でレッドラインをまたぎ、海賊や犯罪者は海底の魚人島経由で通過して行く。ただし、魚人島に行くためには海底1万メートルまで船ごと潜水する必要があるので、通常であれば船は水圧で大破してしまう。そこでシャボンティ諸島に生息するヤルキマン・マングローブが出す樹液で船をコーティングすることで海底までの水圧に耐えられるようにする必要があるらしい。う~ん、そんな樹脂のコーティングだけで1万メートルもの水圧に耐えれるなんて、どんな樹液なんだろう。ネバネバしているらしいが。
今回、マリージョアと魚人島の位置関係が分かり、両者の関係も何となく分かってきました。懸賞金額が2,000万ベリークラスのアーロンと肩を並べたという海賊であり、現在は魚人島にいるかもしれない『ジンベエ』。アーロンと肩を並べた程度であれば彼の元懸賞金もそんなに高いとは思えず、クロコダイルの8,100万ベリーをも下回ると思われるが、なぜ、その彼が七武海に抜擢されたのか?
以下の理由が見えてきます。
1.海軍本部と魚人島は隣人関係。隣人との摩擦は自分たちの地盤を揺るがすことになる。そんな世界政府の意向があったはず。何と言っても、自分達の真下にいるわけですから。しかも人間は陸上のマリージョアでは力を発揮できるが、海中では無力である反面、魚人は陸上のマリージョアでも海中でも力を発揮できる。能力者に至ってはさらに無力。能力者を多数そろえる海軍本部といえども、これはかなりの驚異のはず。魚人を味方に付けることで地盤が固めることが出来る。
2.しかも海底にトンネルがあり、海賊や犯罪者が海軍の目をすり抜けて通過していくという事実。七武海に抜擢すれば、彼らは政府に海賊を捕まえて献上しなければならない。ジンベエが七武海になった場合、海底トンネルを抜けようとする海賊達をとらえてくれる貴重な存在になる。
3.海底の大監獄インペルダウンの保護。おそらくインペルダウンはマリージョアや海軍本部の真下に存在するはず。そこを魚人に襲われたら、人間では防ぎ切れない。逆に襲う者がいた場合、魚人が守っていれば最強の守護者となる。敵である魚人を味方にすれば、インペルダウンを襲うであろう驚異が協力者に変わる。
と、こんな具合でしょうか。アーロンだけは妙な野心を抱いていたため、世界政府はジンベエに追放するように言ったわけだ。七武海ブランドを利用して悪事を企む危険性があったからでしょうけど。それか、いくら味方になったとは言っても、ジンベエとアーロンの二人のコンビは危険きわまりなかったのかもしれません。二人の経緯を速く知りたいですね~。
今回出てきた新しい言葉、
『世界貴族』。
マリージョアの住人のことらしいが、おそらく特別な権力を持った人間。世界政府に直接所属する人間かな?
はっちゃんいわく、
『目の前で人が殺されても手出しはするな!!』
とのこと。ようは何があっても絡むなということでしょう。
『世界貴族と絡む=世界政府に目を付けられる』
といった感じでしょうか。ケイミーが乗りたがっていた観覧車も世界貴族と関係がありそうですが、早速ルフィと世界貴族がトラブルを起こし、魚人島に緊急避難するような話になりそうですな。
デュバルってそんなにハンサムではないような。。。