« 2007年09月 | メイン | 2007年11月 »

2007年10月29日

第476話 ”ナイトメア・ルフィ”

第476話 ”ナイトメア・ルフィ”

 

 

影のさらなる特徴が明らかに

なりました。

 

それは、

 

1.モリア以外でも、影をつかむことができる。
2.モリア以外でも、影を対象に入れることができる。
3.影を入れる対象は、生死を問わない。ただし対象が生きている場合は10分ほどしか対象の中にいることができない。
4.ひとつの対象に、その対象が耐えられる限りの影をいくらでも入れることができる。
5.複数の影を入れると、複数の能力を使用できるようになる。
6.影だけの状態で長期間捕らえておくことができる。

 

ようするに、影を切り取るのはモリアにしか出来ないわけですが、切り取った影を扱うことは誰でも出来るというわけです。ローラ海賊団のメンバーは(自分達の目の前で他人の体に戻ろうとする)影を(癪にさわるので)たくさん捕らえて保管していたようです。ルフィに100体ほどの影を入れていました。これは盲点でしたね。特に3~5は盲点でした。

 

影は魂だから生きている(魂を持っている)者には関係ないと思っていましたが、そうではなかったようです。ただ、ゾンビと違い、生きている者は魂を持っていますから、新しい魂(影)が入っても既に存在する魂と競合を起こして長時間はとどまれないようです。だから10分ほどしか体内にいないのですね。

 

また、影と体は1:1という暗黙の了解を勝手に考えてしまっていたようです。でも、ルフィ(生きている者)に複数の影を入れることができるとは言っていましたが、死んでいる者に同じことをできるとは言っていなかったので、もしかしたら生きている者限定で可能なのかもしれません。生きている者は魂(人格)を既に持っていますから、1個でも10個でも、複数の魂が入っても特技が増えても人格には変わりがないですが、死んでいる者にとっては入った影はその体の人格そのものであるため、複数の影を入れてしまったら複数の人格が競合して大変なことになってしまいそうなので無理かもしれません。

 

で、モリアはこのことを知っているのだろうか?ここが大きな点です。海賊王になるためには『自分自身の力より優秀な部下(他人)の力が重要』と言っていましたが、彼は優秀な部下をそろえることを超えて、その部下に全てを任せて自分では何もしない状態にまで到達してしまっています。彼は自分が作ったゾンビがどこでどうしているか把握しておらず、当然、影を取られた者たちがどうしているかも把握していない。そして自分の能力を自分以上に研究している者達がいることも。彼の怠慢な性格は彼自身よりも先に他人に彼の能力の真髄を理解させてしまったのではないでしょうか。彼は自分の能力がここまで研究されていることを知しらないし、そもそもこれらの能力を自分が持っていることも知らない可能性があります。自分達の影を取り返そうと必死な者たちによって、モリア自身も知らない影の特徴を見抜かれてしまったのかもしれません。モリアは確かに自分の力を過信することの危険性と部下の力の重要性に気付いたかもしれませんが、今度は作り上げた部下の力に過信してしまっているようです。自分の能力を使うだけ使って、アフターケアをしなかったことが自分の首を絞めることになるのでしょう。

 

 

オーズの体が伸びたのはゴムゴムの能力を引き継いだからではなくて、モリアがオーズの影を操作しオーズ本体がそれに呼応して動いたためでした。

モリアいわく。

『影革命』

影を伸ばせば、本体も伸びる。
影を丸めれば、本体も丸まる。

良~く考えれば、影を動かすことで、本体を操作できるということ。自分自身の命令に絶対服従させても動くのはゾンビ自身ですが、それを超えて、モリア自身の思うままに操ることができるということです。オーズほどの身体能力を持った者を思うがままに操作できるというのはものすごい能力です。これを応用すると、自分の影(ドッペルマン)を操作することで、モリア自身も普段できないような動作も可能になるということでしょうか。彼の怠慢な性格からすれば、自分の体を直接動かすより、影を操作して体を動かした方が断然楽という考えの方が大きいのかもしれませんね~。

 

 

でもローラの本体って、何度求婚しても無理な気が。。。
おっと失礼。

 

 

2007年10月22日

第475話 ”森の海賊団”

第475話 ”森の海賊団”

 

 

モリアにも弱点が!!

あったようです。

求婚のローラ船長率いる森の海賊団の団員達がルフィに言っていました。あのローラは船長だったんですね~。でも、あのゾンビは名前がローラだったので体がそのローラ船長なんでしょうか?でも、性格も団員が言っているような求婚三昧なので影がローラなのかな?何かややっこしいぞ?きっと名前も分からない動物の体に影を入れたから、名前は影の元持ち主の名前になったのでしょう。サンジの影が入ったペンギンも、そのまま『ペンギン』って呼ばれてるし、ローラの影が入ったあの動物も『イノシシ』って呼ばれるところをローラって呼ばれてるのでしょう。

 

で、モリアの弱点ですが、一体何でしょうね?影の弱点?光がないと影はできないから、暗闇かなとも思うけど、霧に包まれてさらに夜のスリラーバークでも影は活動しているので光じゃないよな~。今更、のことなんか教えてもらっても遅いし。でも、よ~く考えると、影に塩をつけると元の持ち主に戻ってしまうのなら、モリアの影『ドッペルマン』に対して塩を付けたり、塩を体に付着して戦えば、何らかのかたちで無効化できるのでしょうか?例えば、モリアの体に戻って単なる影になったり、動きを封じたり。でもルフィも能力者ですけど、塩は平気なのかな?でも普通に塩の入った食事食べてるし、モリアの能力だけが塩に敏感なのでしょう。う~ん、では弱点は何だろう?そういえば、森の海賊団たちがルフィに対して『すごい力を与えてやる』なんてことを言ってましたね。あの弱そうな海賊団がそんなすごい力を与えてくれるとは思えないのですが、何かとてつもないものを発見したのでしょうか?

 

 

オーズは強いですね。もともとの体の俊敏性に加えて、ついにルフィのゴムゴムの能力まで発揮し出しました。ゾロはモリアがオーズに何かをしたと言っていました。通常は能力者の影を死体に入れても能力は遺伝しないような話の進み方だったので、特別に何かをしたのでしょう。オーズの腹の中のコックピット?に入っていたのが怪しいですね。このコックピットは改良したんでしょうか?もともと空いてるわけないし。モリアは熱いと言うオーズに対して『人間の時の感覚を引きずっているだけだ。』と助言してましたが、オーズって人間なんですか?突然変異なんでしょうか?人間の定義が広くて、巨人族とかも人間という部類分けなんでしょうかね。でもオーズの改良がモリアの弱点の裏返しのような気がしてならないのですが。

 

 

ブルックってカルシウムさえあれば生きていけるんですね~。いいな~。

 

 

2007年10月17日

第474話 ”やるしかねェ!!!”

第474話 ”やるしかねェ!!!”

 

 

黒ひげがついに七武海加盟ですか。

ラフィットがマリージョアでの会議でこの案を提出してから、かなり経ちましたがやっとの加盟です。くまが『確かな実力を見せて』と言っていますが、これはエースを倒したということでしょう。エースが生きているのかどうかまではまだ分かりませんが、彼の体が海軍に捕らえられたのは間違いないはずです。海軍が体を回収しない限り、手柄が認識しようがないですから。黒ひげの七武海加盟のことか、エースが捕らえられたことかは分かりませんが、世間ではちょっとした騒ぎになっているようですね。霧に包まれたスリラーバークにはまだ情報が届いていないようです。白ひげの2番隊隊長を捕らえたとなれば、知名度的にも抜群ですし、エースともなれば懸賞金も億越えのはずですしね。

 

しかし、白ひげがこのまま黙っているわけがありません。ティーチが船員殺しをし、その責任を果たそうとしたエースも倒され、さらに当のティーチ自身は海軍と手を組み七武海入りしたとなれば、
『仁義なしじゃあ、この海を渡っていけないということを教えてやるのよ!!』
という白ひげの言葉から導かれるのは、白ひげ自身によるティーチへの監督責任の実行でしょう。白ひげにとってティーチだけはこのまま野放しにしておくことは出来ないはず。すなわち、白ひげによるティーチへの攻撃。しかし、単にティーチが単独であれば、単なる海賊通同士の小競り合いで済みますが、ティーチはいまや七武海です。バックには海軍本部が付いているということは、白ひげvsティーチ・海軍本部という構図になるのでしょうか。黒ひげの自信のある態度から、彼単体でも白ひげ海賊団に匹敵するような感じもありますし。とにかく極めて大きなあの事件に急速に進みつつあることは確かです。

 

ティーチの七武海加盟に対して、モリアはバランスが回復したとの認識を、くまは逆のこと(バランスを壊す結果)になるとの認識を持っているようです。もちろん黒ひげは七武海加盟が終点ではなく、その先には白ひげも倒し、海賊としての頂点を目指していますし、七武海や海軍も用がなくなったら切り捨てる考えもあるかもしれません。一時の足場固めとしか考えていない可能性は大です。さらに今まで名をあげることなく、懸賞金額も0で、突然、一度だけの実力を見せて七武海に加盟するあたりは、くまにとって不気味かつ油断ならない存在なのでしょう。モリアも未知数と言っていますし。この先、黒ひげが何をするのか興味が尽きませんね。

 

 

モリアも言っていましたが、くまのかつての呼び名は

『暴君くま』

余程ひどいことをしていたようです。
しかし、現在の彼は七武海にして唯一

『海軍の言いなりになる男』

過去と現在の姿とのギャップが激しいようです。
モリアも『お前みたいなヤツが一番怪しい。何を考えている。』と言っていますが、ほんとに怪しい。時折見せる無機質で冷酷そうな表情は何を考えているのでしょうか。

 

 

海軍は麦わら一味の存在にやっと脅威を感じ始めたようです。また七武海が彼らによって落とされるのではないかと結構心配しているようです。くまもモリアに手を貸そうとしていましたから、海軍と同じく結構心配しているようです。モリアは取り乱して怒ってましたが。黒ひげの加盟を憂いたり、もしもの場合に備えてモリアに手を貸そうとしたり、くまは世界のバランスになぜか敏感です。本当に穏やかな善人になったのか、バランスを保つことで達成できる自己の野望があるのかは分からないところですね。おそらく野望でしょうかね。くまにプライドを傷つけられたモリアはやけに進んで麦わら一味を一掃しようと好戦的になりました。いつも通りの調子でルフィや他のメンバーを避けて戦おうとしなければ彼は負けずに目的を果たしていたかもしれないのに、変に好戦的になってしまって手に入れられるはずの勝利を逃してしまう結果になるのでしょう。くまの何気ない一言が彼を敗北へと導いてしまうのでしょう。それもくまの作戦だったら恐いけど。

 

 

ロブ・ルッチって結構有名なんですね。くまが『誰がロブ・ルッチの敗北を予想した』なんて言ってますから。七武海である彼らが一目置くということは、彼もそれに近い実力者だったということでしょうか。ネコネコの実と六式を備えた彼の実力は七武海に近いレベルで、七武海といえども容易には勝つことは出来ないし、ロギア系の能力を持ってしても容易ではない、というニュアンスに聞こえます。そうか、海軍内部だけでなく内情を知る海賊からも評価が高かったのか~。

 

 

そういえば、エネルが新しい軍団作ってましたね。

 

 

 

2007年10月07日

第473話 ”王下七武海バーソロミュー・くま現る”

第473話 ”王下七武海バーソロミュー・くま現る”

 

 

HUNTER X HUNTER連載再開!!
1年8ヶ月ぶりの復帰です!!
詳しくは分かりませんが、今まで冨樫先生はどうしてたのかな?
先週まで連載していたかのような話の入り方でしたけど。

 

って、これはワンピースの解説サイトなので本題に戻りましょう。

 

バーソロミュー・くまの能力が炸裂しました。

単純に見たままでいうと

 

1.素手で触れたものを消す能力
2.自分自身の体を瞬間移動させる能力。

 

という感じでしょうか。おそらく能力者でしょう。
しかし、彼の『旅行するならどこに行きたい?』というセリフから判断すると正確には『ものを消す能力』ではなく『ものを瞬間移動する能力』でしょうね。『どこに瞬間移動させられたいか?』という意味なのでしょう。グローブを外した素手の右手で触れたものを瞬間移動させるようです。普段グローブをしているということは、素手で触れたものは本人の意思に関係なく移動させてしまう危険性があるからなのでしょうか?また『どこに行きたい』と言っているので、移動先を決めることが可能だろうと思います。どのくらい離れた場所まで移動させることが出来るのかはわかりませんが、自分が行ったことのない場所でも可能なんでしょうかね?では左手はどうなのでしょう。また違う効果を発揮するのかな?

 

そして、彼自身は自分の体を瞬間移動させることが出来ます。というよりは、これこそが彼の能力の基本なのでしょう。クロコダイルも砂の能力が基本にあって、右手には砂の特徴である渇きを強化した能力が備わっていました。バーソロミュー・くまも基本は自身の瞬間移動能力で右手は自身以外のものを瞬間移動させる能力を備えているのでしょう。ただ、パラミシア系かロギア系かは分かりませんが。

 

で、結論。彼の能力は

 

1.自分自身の体を瞬間移動させる能力。
2.素手で触れたものを瞬間移動させる能力。

 

ということになりますね。

 

ペローナいわく、くまは『海賊として残虐の限りを尽くした』と言っています。一見すると、聖書を抱えていて物静かな男ですが、その深い部分には海賊としての暴力性があるようです。顔の度アップとか結構恐そうな迫力がありましたしね。ペローナと話しながら聖書をペラペラとめくってましたが、能力と何か関係があるのでしょうか?とにかく恐ろしい個性です。

 

 

 

そんなくまですが、スリラーバークに来た目的は何なんでしょうか?ナミにエースのことを聞いていました。『ルフィに兄弟はいるのか』と。なぜ、七武海である彼がルフィの兄であるエースのことを調べているのか?また同じ七武海モリアのいるスリラーバークへ来たのか?

 

1.七武海どうしの接触
2. エース

 

とからんでくれば、大方の予想はつきます。黒ひげのことでしょう。

 

1.黒ひげがエースを倒す
2.世界政府にエースを献上
3.1億越えの賞金首だったため七武海に加盟することになる
4.世界政府が黒ひげの話からエースがルフィの兄であることを知る
5.世界政府よりくまがモリアに黒ひげ加盟の事実を知らせることと、エースがルフィの兄であるのか確認することを要請される
6.くまがスリラーバークに現れる

 

ということではないでしょうか。
そうすると今後の展開が見えてきます。

 

(世界情勢)
1.エースを犠牲にして七武海に加盟した黒ひげ、それを認めた世界政府に白ひげが宣戦布告
2.白ひげvs世界政府の戦いが勃発
(あの極めて大きな事件)

(麦わら海賊団)
1.モリアを倒し、スリラーバーク陥落
2.医師としてチョッパーが6人目の仲間に確定
3.海底にある魚人島に到着
4.世界政府所有の海底の大監獄インペルダウンにエースが監獄される
5.フランキーの師トムさんも実はインペルダウンに監獄されている
6.七武海ジンベエは実はトムさん救出のために七武海に加盟し世界政府に近づいた
7.麦わら海賊団と魚人たちは2名の救出のために手を合わせる
8.麦わら海賊団と魚人たちによるインペルダウン攻撃
9.エース・トムさん救出(クロコダイル達とも再会する)
10.フランキーがトムさんに別れを告げ8人目の仲間に確定


という、今までの伏線がまた大幅に回収されるのではないでしょうか。
特にクロコダイル、トムさん、魚人島の話は念入りに用意されてきた感じがするので回収されるのが楽しみです。個人的にはトムさんのフランキーに向けての
『ドンとやれ!!』
が聞きたいですね。

 

 

オーズをみんなで集中攻撃してましたが、あまり効いていないようです。でもやっぱり出てきましたね、ゾロの新刀『秋水』。その刀で一刀両断してくれるのかな。ただ、正確がルフィというのが弱点ですな。『肉があそこに!!』と言うだけで集中力が切れるみたいだし。うまく利用すればこっちのものでしょう。でも自分達の船長(性格だけですが)がこんな作戦で倒せてしまうのもクルーとしては何だか微妙な気分なのかな?

 

 

ペローナって怨念うずまく古城のほとりに行けたのだろうか?

 

 

2007年10月01日

第472話 ”ダウン”

第472話 ”ダウン”

 

 

意外な登場。

バーソロミュー・くま!!

意外も意外!なんでここで七武海である彼が現れたのだろう?しかもモリアを探しているようです。モリアは七武海の会合に出席していなかったですから、その内容を伝えるために来たのか?いまだに謎のままである、ラフィットによる黒ひげの七武海入りを推薦する話が余程インパクトのある内容でモリアに伝えたかったのか?単にこの2人が知り合いなのか?謎の多い2人なので全く予想が付きません。モリアに加えてくまとも戦うこうとになるとは思えませんが、話が急展開することは間違いなさそうです。くまの物静かな風貌の裏に隠れた凶暴性が見られるのかな?次の魚人島で出てくるであろうジンベエといい、最近は七武海祭りですな。

 

 

さあ、オーズですが、麦わら軍団によって”ダウン”させられましたがダメージはほとんど無いようです。意外に遅れて駆けつけることになるナミがキーパーソンになる予感が。通常の人間からの打撃では体格差で全くダメージにならないでしょうから、やはりゾロの斬撃かウソップの特殊攻撃が有効なのではないでしょうか。あとは海水攻撃でしょうか。

 

 

ペローナは半分遊びでモリアの元にいたようだ。いくら適当な性格でも七武海であるモリアに対して遊び感覚で接するとはなかなかの度胸ですな。飽きた時に簡単にモリアから逃げれると思っていたのかな?そんなにモリアは甘くないと思うのだが。まぁ、今回は一大事なのでそれに乗じて逃げることは簡単なんだろうけど。

 

 

エンペラーの攻撃、是非見たかった。。。