« 2008年05月 | メイン | 2008年07月 »

2008年06月24日

第504話 ” 海賊前線移動中”

第504話 ” 海賊前線移動中”

 

 

“王下七武海”vs“白ひげ海賊団”

きた~、きました~、ついに世界政府と白ひげの正面衝突!!
だがそこは安全策をとる海軍。自分達で直接手を出さすのではなく、七武海をぶつけるところがなかなか打算的なところ。というか、白ひげ海賊団はかなり窮地ですよね。

 

『海軍本部&七武海 vs 四皇』

 

というグランドラインでの勢力バランスがあるなかで、今回は七武海が主力とはいえ、バックには海軍本部が控えているため、実際には

 

『海軍本部&七武海 vs 白ひげ海賊団』

 

という構図になります。

 

単純に四皇の実力を対等と仮定すると、

『海軍本部&七武海 vs 四皇』=『4:4

『海軍本部&七武海 vs 白ひげ海賊団』=『4:1

という勢力バランスになり、圧倒的に白ひげが不利です。しかし、四皇の中でも強弱があるはずだし(しかも白ひげはその中でも最も古株ですあり、最強であるはず)、七武海も何人参加するかは微妙なため(鷹の目は無視しそうだし、モリアはダウンしてるし)、実際には数字ほど不利ではないはずですが。ただしエースが捕らえられているというのがかなりのウィークポイント。彼の能力がないのは相当キツイでしょう。ただ彼が人質になっているというのはたいして響いていないと思いますね。『近くまで来てやったんだから、早く自分から戻ってこい、このアホンダラ!!』という感じで、あまり助けるとか、ひるむとか無さそう。

 

 

というわけで、今回ついに2人目の海軍大将『黄猿』が登場!!鼻から下だけだけど。過去に登場したシルエットからして女性かなとも思ったけど、

 

“おっさん”

 

じゃないスか。しかもかなりの。『わっし』って一人称は。。。しかし、大将が難なく出動できるのは、やはり七武海が白ひげの相手をするからでしょう。彼ら海軍は控えでしょうからね。すぐ戻ると言ってましたが、ルフィ達にどれだけ足止めされるのか楽しみなところ。

 

気になるのは黄猿の全軍としてシャボンティ諸島に来る『アレ』のこと!!バスターコールではないことは確かです。天竜人がいるのに島ごと破壊出来るわけがないですから。では何でしょう。また海軍のいいなり人間兵器バーソロミューくまかなとも思いましたが、七武海のことをアレとは言わないでしょうし、アレとかコレとかいえるのは海軍の内部組織のこととか、海軍の下部組織のことっぽいです。立地上、魚人島の魚人軍団が海軍の要請で派遣されるのではないかと思うのですが、シャボンティ諸島に政府が魚人を招き入れるか疑問ですし。う~ん、何でしょう???

 

 

そうそう、あのヒューマンオークションのオーナーはドフラミンゴだったんですね~。相変わらず不届き千万なやつです。しかし、そこがとても素敵なのが彼の魅力。彼が以前、マリージョアにて

 

『島の興業がうまく行き過ぎてて、暇だから来た』

 

といってましたが、“島”ってシャボンティ諸島のことですかね?それとも、ディスコ君と話していた現在彼がいるところがそうなのでしょうかね?向こう側だとしてもろくなことしてない気が。しかし、七武海がオーナーで天竜人が客で来るオークション会場ですから、世界政府が取り締まれるわけがないというのがよく分かりました。そしてベラミーのように、面倒な部下はすぐ切り捨てるところもさすがドフラミンゴ。彼の提唱する『本当の海賊しか生き残れな』新時代』がすぐそこまで来ているのを感じ取ってご機嫌なようですが、もっとご機嫌なのはおそらく黒ひげ。やっと彼の野望であった、白ひげ打倒が現実になるときが来たのですから。

 

 

そしてルーキー3人の共闘!キャプテン・キッドとトラファルガー・ローの能力の一部が明らかに!!

 

キャプテン・キッド

 

自分に向かってきた砲弾を離れた地点で片手で制止させ、反発の力を加え押し返す。その際、何かエネルギー的なものが手から出ていた。

何か魔法みたいな能力ですが、磁力か何かですかね。砲弾って金属なので磁界や極を作り操作できれば、その強度で金属等を止めたり、反発させたり、逆に自分に向かってこさせたりするのは可能ですし。バチバチの実の磁石人間ってとこですか。

 

トラファルガー・ロー

 

自分の周りに円形空間をを作り出し、その中で海軍将校の首をはね、その首と自分に向かってきた砲弾とを瞬間的に入れ替える。円形空間が消えても首と砲弾は入れ替わったままで、砲弾は爆発する。首は何故かしゃべる(死亡していない)。

円形空間の内部のみ時間が止まったような状態になった感じがあったが、単に勘違いしやすい描写だっただけかも。尾田さんの描写は激しいシーンやスピーディーなシーンでも時間が止まったように感じる描写が多いので(実際には止まっていない)、そのせいだと思います。これは難しい能力ですね。限られた空間内だけでものを入れ替える能力。しかし、純粋に入れ替えるだけで、入れ替ことによって破壊や死亡は起こらない。時間をかき消す能力のキングクリムゾ。しかし純粋に時間をかき消すだけで、かき消した時間内に起きた出来事は人の生死に影響しないみたいな感じですか。ちょっと違うかな?いろいろなパターンを見ないとちょっと分かりませんね。

 

 

ディスコがどういう目をしているのか気になるな~。

 

 

2008年06月16日

第503話 ” 荒立つ島”

第503話 ” 荒立つ島”

 

 

レイリーの覇気炸裂!!

何て便利な技なんだろう。ある意味トへロスの強化版みたいな技ですね。しかし、ルフィのことを待っていたとは意外です。おそらくはシャンクスが直接話したかどうかは分かりませんが、彼の麦わら帽子であることを知っている、というか彼が麦わら帽子を預けたことを知っているからでしょう。シャンクスが自分の船の見習いだった頃から鷹の目と伝説の戦いを繰り広げる頃まで愛用していた、彼のトレードマークである麦わら帽子を預けた相手ですから、彼を昔から知る者にとってはその意味の大きさが理解できたと同時に来るべき世代に対する期待もあったのでしょう。レイリーがルフィに何と託すのか、興味大です。

 

しかし、レイリーが奴隷になっていた理由がギャンブルに使う金を巻き上げるためだったとは。さらには自分を買った人間からも巻き上げようとしていたとはさすが元海賊王の右腕。天竜人からでも巻き上げたんでしょうね、きっと。そして、彼の情報をつかんでいた海軍ですが、ガープが半ば無視するように指示していたような感じでしたが、しっかりとレイリーの包囲網を作っていたようです。トラファルガー・ローいわく、『海軍ならこの建物の周りを囲んでいる。誰をターゲットにしているか分からないが』ということ。まぁ、レイリーでしょう。伝説と比喩される程の大物に対して普通の包囲網じゃ全く意味がないんでしょうけど、それでもしないといけないなんて海軍の悲しいところ。

 

 

ロズワード聖が海軍大将と軍艦を呼ぶように言ってましたが、これは海軍の大誤算。白ひげとの決戦を前にしてとんだ戦力の削減です。天竜人には逆らえないでしょうから、泣く泣く戦艦と大将を派遣するのでしょうね。で、大将との決戦はあるのでしょうか?キャプテン・キッドとトラファルガー・ローはルフィがチャルロス聖を殴ったのを見てニヤついてましたが、大将が来ることを恐れる前に海賊の血が騒いでいたようです。前にゾロがチャルロス聖に斬りかかろうとしたときに他のルーキー達が皆焦ってたのに比べると対照的です。案外、大将vsルーキー軍団で、ルーキー達が勝ってしまい、さらに海軍の大誤算になるというストーリーもありそうな感じが。でもまだ海軍大将とルフィ達には決定的な力の差がありそうだからそれはないかな。

 

 

トラファルガー・ローが連れている熊が気になってしょうがないんですけど。

 

 

2008年06月10日

第502話 ” 天竜人の一件”

第502話 ” 天竜人の一件”

 

 

あ~、殴っちゃた~~!!

ついに世界貴族を殴ってしまったルフィ。

世界貴族を傷つけると、海軍大将が軍艦を引き連れてやってくるとのことです。五老星よりも権力があるであろう天竜人が傷つけられたのだから、今、海軍がどんな状態であれ、大将と軍艦を送ることに選択の余地はなさそう。もし無視したり、少ない人員しか送らなかったりしたら他の天竜人からどのようなクレームが付くか分からないですし。クレームで済めばいいけど、権力を持っていたらどんな乱用をするか分からないところが怖い。来るとしたら青キジじゃなくて赤犬あたりが来そうですね。

 

しか~し、、今、海軍本部は本当にそれどころじゃないですよね。対白ひげの準備のため、通常はシャボンティパークに常駐しているような将校まで海軍本部に集結させている状態なのに、呼び寄せた将校の何倍もの人員を大将付きで派遣できるわけがないでしょう。そんなどっち付かずのことをやっていたら白ひげにやられてしまいます。

 

というわけで、海軍にとっては頭の痛すぎる話なわけです。というか、またやってくれたのか麦わらのルフィは。。。という感じでしょうか。七武海の失脚させ、エニエスロビーを陥落させ、さらに七武海を落とし、世界貴族を傷つける。本当にやな存在でしょう。泣く泣く戦力をシャボンティ諸島に派遣したものの、ルフィ一行は一足早く魚人島へ向かい島を後にし空回り、その間に白ひげが海軍本部に攻め込んできて戦力不足で大損害を被る。といった展開になりそうですな。

 

ただ、横にいるキャプテン・キッドが黙っていないのではないでしょうか。彼はルフィよりも懸賞金額が高く、ルーキーでNO.1の海賊のため、ルフィに触発されて残りの世界貴族を傷つけるんじゃないでしょうか。特にシャルリア宮なんかやばそうな感じ。『もらってくぞ!!』なんて言って、拉致しちゃう感じか非常にするのですが。トラファルガー・ローは静観しているのかな。う~ん、レイリーがどう絡むのか楽しみ。

 

 

チャルロス聖ってスーツの上からソフトクリーム食べたり、鼻くそほじったりしてましたけど、どういう構造してんの、あのスーツ???

 

 

2008年06月02日

第501話 ” うめり始める世界 ”

第501話 ” うめり始める世界 ”

 

 

冥王と呼ばれていたらしい。

レズリーの呼び名だが、冥王ハーデスと同じ相性が付くとは、そんなに彼の戦いの後には死者があふれていたのだろうか。 ガープいわく、『老兵といえども彼の前では相当な数の海兵を失うことになるだろう』とのこと。 そりゃ、ロジャーの船の副船長ですから。当然といえば当然。しかも『2つの伝説を同時に相手しろと言うのか』と言われるくらいですし。 もちろん直接的には白ひげとロジャーの2人のことであり、レイリーはそれに準じた存在なのですが、 そう比喩されるほど恐れられているということですね。

 

 

で、もう一つの伝説であろう白ひげ。なぜ、ガープが『伝説を相手に』と言ったのか。白ひげがエースを取り返しに海軍本部へ 宣戦布告したのかと思いましたが、実は逆だったことが判明。

 

世界政府により捕虜であるエースが処刑予定になる

 

という結果に。 なんと世界政府、対抗するために七武海という組織を作り海賊の手を借りざるを得なかった四皇に対して、 ずいぶんと大胆な行動に出ました。

 

世界政府側には以下の利点があります。

  • エースという手駒がある
  • 味方にティーチが付いている
  • 地の利がある
  • 特に自分達の懐に攻めて来さすというのは相当の利点のはず。 今までは海軍が海賊討伐に出るというのがほぼ100%のパターンだったはずです。

     

    海軍本部を舞台にして戦闘をするというのは初めてのことなのではないでしょうか?

     

    ホームであれば、艦隊をほぼ無制限に注ぎ込めるし、大将も全員参加可能。 白ひげにしても公に海軍に宣戦布告なんてしたことないでしょうし、これだけの組織に挑んだこともないのではないでしょうか。 ただし、白ひげ海賊団がどれほどの驚異なのかは未定なため、果たしてこの要件が有利なのか不利なのかは分かりません。

     

    また、七武海がどれほど参戦するのかが気になりますね。彼らの何人が参加するかで状況は全く変わってきますから。一応、世界政府の下に属しているわけですから、 要請があったら参加する義理はありますしね。でもやっぱり“くま”ぐらいしか参加しないのでしょうか。 ティーチは参加しそうですけど。まずこの戦いで白ひげを倒して名を馳せようとしているはずです。果たしてヤミヤミの能力の真価がどれほどなのか期待大です。

     

     

    さて、レイリーですが、何で奴隷オークションの対象になっているんでしょうか。ガープはギャンブルの借金の変わりとか 何とかと言っていますが、深い理由はあるのかな。天竜人に買われてマリージョアに進入することとか。 白ひげが攻めてくることをいち早く察知し、昔のライバルは今日の友なんて理由から、地理的に内部から協力しようとしてる とも考えられなくもないですが、元大海賊らしくサバサバしてそうなので考え過ぎかな。とりあえず、自分が買われることで 借金は返せる。その後は買主を倒して、鎖も何らかの方法で外し、解放される。またギャンブルに熱中、 借金が貯まったらまた奴隷になって返す。なんて生き方してるっぽいんですけど。

     

     

    ドレークって仮面外したらブサイクそうと感じるのは僕だけですか?