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2006年12月31日

第439話 ”3人目と7人目” その2

第439話 ”3人目と7人目” その2

 

 

このタイトルを見て読者はどう解釈するでしょうか。前々話でフランキーが7人目の仲間になり、前話で3人目の仲間であるウソップが戻ってきた。そして今回その2人を乗せて出航するのでタイトルは『3人目と7人目』。一般的にはそう解釈すると思います。

 

 

確かにこの解釈は正しいのですが、これにはもっと深い解釈と意味が込められているのです。実はこの『○人目』というタイトルは連載当初から何回か使用されているタイトルなんです。管理人は今までこの『○人目』シリーズのタイトルを見ても特に気にはしませんでしたが、今回のこのタイトルを見たときに『やられた!!』と感じました。というのはこの『○人目』というタイトルは一定の法則の元に使用されていることに気が付いたからです。

 

 

その法則を説明する前に、まず今までのストーリーに沿って『○人目』のついたタイトルを見てみましょう。

 

・まずルフィが海に出る

・モーガン大佐との戦いの後、1人目のゾロが仲間になる
→タイトルは『1人目』

・バキー味との戦いの後、2人目のナミが仲間になる

・キャプテン・クロとの戦いの後、3人目ウソップが仲間になる

・海上レストランでのクリーク一味との戦いの後、4人目のサンジが仲間になる
→タイトルは『4人目』

・アーロンパークでの魚人との戦いの後、 晴れてナミが正式な仲間になる
→タイトルは『2人目』

・ウイスキーピークでビビが仲間になる

・ドラム島でチョッパーが仲間になる

・アラバスタ出航の際に国に残ったビビとの友情を確かめ合う(手のバツマークを見せ合い無言で分かれる)

・アラバスタ出航後、ロビンが仲間になる

・ウォーターセブンに到着後ウソップが一味を抜ける
同じくロビンが一味と別れる

・エニエスロビーでロビンを奪還し仲間である事を再確認する

・ウォーターセブン出航の際フランキーが仲間になる
同時にウソップが再度仲間になる
ロビンの帰還を再確認する。
→タイトルは『3人目と7人目』

 

 

上記の内容から、『○人目』というタイトルの法則性が分かります。

 

・最初に仲間になった時
・行動を共にするようになった時

→各キャラクターは順番に『○人目』という属性が与えられる。 (あくまで属性が決まっただけで話のタイトルには出てこない)

 

・本当の意味での仲間として確定した時
→話のタイトルが『○人目』となる。

 

ナミは最初は泥棒目的で仲間になりましたからタイトルにはならず、故郷の村が開放され、心を許して本当の仲間として確定してからタイトルとなりました。ウソップも最初の時点ではタイトルにならず、一度脱退して帰ってきて、本当の仲間ととして確定してからタイトルとなった。ゾロとサンジは仲間になったと同時に確定した仲間だったようです。

 

 

この仕組みが分かると各キャラクターの『仲間としての確定の有無』『今後のエピソードの有無』が分かります。
ゾロとサンジはすでに確定しているので今まで彼らに関する仲間を問うエピソードはなく、今後もないでしょう。
ナミとウソップも仲間を問うエピソードが終わりすでに仲間として確定したのでないでしょう。ウソップなんて連載初期にして後に仲間として一悶着あることが分かったんですね。
7人目の仲間も今回で確定したのでこれで決まりです。
5人目と6人目は確定していないのでまだエピソードがありそうです。

 

しかしここで問題です。グランドラインに入って以降の5~7人目の仲間のカウントには難しいところがあります。それは仲間の属性をカウントする定義が分からないからです。船に残っている仲間に属性がつくのか、船に残っているかどうかは関係なく仲間であれば属性が着くのかが現時点では不明確です。定義次第でビビが仲間として属性を与えられているかが分かれてきます。そしてビビの属性次第でその後の仲間のだれが5~7人目の属性で、それぞれの確定・未確定が変わってくるのです。その2パターンの仲間の順番を下にまとめてみました。

 

・パターン1 ビビをカウントする場合
は未確定)1人目 ゾロ
2人目 ナミ
3人目 ウソップ
4人目 サンジ
5人目 ビビ
6人目 チョッパー

7人目 ロビン
8人目 フランキー

 

・パターン2 ビビをカウントしない場合
は未確定)1人目 ゾロ
2人目 ナミ
3人目 ウソップ
4人目 サンジ
5人目 チョッパー
6人目 ロビン

7人目 フランキー

 

こう見るとチョッパーは完全に確定していないことが分かります。最近活躍していないし、エニエスロビーでも暴走していたし、自分を問うエピソードが今後入ってきそうです。

 

問題は6人目。これがロビンなのかフランキーなのか。どちらの可能性あります。以下、2パターンについて検証しました。

 

・パターン1
(ビビ未確定/ロビン確定/フランキー未確定)ロビンはエニエスロビーの1件で確定したかに見えますが、アラバスタでは相当ひどい事をしてきましたし、その責任については置き去りの状態です。今回の話の最後の方にビビがそれについてコメントしています。そのコメントがロビンを仲間として認めるという行為であるならば、これによってロビンは7人目に確定であり、ビビもいずれまた再会し(おそらくマリージョアで)、何らかのエピソードがありビビは5人目に確定(船に戻ってくるかどうかは関係ない)。フランキーはおそらく生きているであろうトムさんとの再会があり(おそらく魚人島→大監獄インペルダウンで)、そこでトムさんに海賊になる事を宣言しフランキーは8人目に確定。

 

・パターン2
(ビビはカウントしない/ロビン未確定/フランキー確定)ビビのロビンについてのコメントは今後の登場への伏線であり、ビビといずれまた再会し(おそらくマリージョアで)、そこでロビンを許し仲間として認め、ロビンは6人目に確定する。しかしビビは船には乗らずみんなを見送る。そのためビビはカウントされない

 

 

今のところとしてはパターン1の方が有力だと思います。

 

 

2006年12月26日

第439話 ”3人目と7人目”

第439話 ”3人目と7人目”

 

 

新しい船の名前は
『サウザンド・サニー号』

 

千の海を越える太陽という意味。
もう『ゴーイング○○号』ではなかったですね~。
命名者は誰かといえばウォーターセブン市長のアイスバーグ。
船首のライオンを太陽と勘違いしたアイスバーグが、さらに勘違いしたまま命名(船のお披露目の際にロビンに「あの花は?」と聞かれて聞かれて「マー、ライオンだと思うが」と言っていたので気付いてはいるようですが)。
結局フランキーの考えた名前は誰にも相手にされることなく幻の名前となってしまったのでした。(でも長くて覚えられないだろ~)。 トムさんの弟子のフランキーが図面を作成し、アイスバーグが命名し、その二人とガレーラカンパニーの職長達が製造した船。まさに皆の思いがつまった船ということになりますね。

 

 

ところでガープ中将の投げたあの鉄球は何なんだ!!
中将が乗っている船より大きい気がするのだが...。

 

青キジは先週自分で言っていたとおりに有言実行。終始何もせず、最後にアイマスクをはずして、何となくニヤリ。なのにカッコイイのはさずが大将。

 

ルフィに名前を忘れられたヘルメッポはおいといて(哀れだ・・・)、コビーは海軍曹長であることを忘れ、ルフィに心酔です。。逃げ切ったルフィをみて大喜びしているコビーをヘルメッポが慌てて制止していましたね。

 

 

そして、注目すべきは久々のスモーカー登場!!
あれれ、准将になっている。たしぎも少尉だ。アラバスタの一件で『くそ食らえ』って言ってたけど、結局は昇進を受け入れたんですね。てっきり海軍にあきれて野に下ったのかと思ってましたが。いつか麦わら海賊団に加わるんじゃないかという管理人の予想ははずれのようです。海軍やめる気全くなさそう。それどころか、海軍で上まで昇りつめる気まんまんです。
今回のセリフにもあるように
『海軍は組織。大佐では我を通すにも限界がある。今必要なのは地位だ。』
と言ってますし。

というわけで、

 

スモーカー 大佐 → 准将
たしぎ    曹長 → 少尉
それぞれ1段階の昇進。

ということになります。

 

『新世界でやつら(ルフィ達)を叩き潰す』
って言ったてけど、これは海軍と海賊の関係から麦わら一味を倒すということではなく、他人(麦わら一味)の手柄を自分達の手柄にすり替えられて昇進したことに納得していないからでしょう。クロコダイルを破った麦わら一味を倒すことで、自分達も間接的にクロコダイルを超えることになり、昇進も正当化されるわけです。ただ麦わら一味はエニエスロビーを落とし、そのことが世界中に知れ渡り、世界の海賊が注目し始めたという事実がありますからね~。彼らをこのまま放っておくと他の海賊達の勢いが強くなる恐れもあり、ここで麦わら一味を叩くことで牽制させる意味もあるのでかもしれません。 どちらにしても今後の登場に期待がかかります。

 

 

次の目的地、魚人島には魚人でNO.1の剣士がいます。ゾロとの決戦が待っているというわけですな。かつてアーロンパークで登場した六刀流のはっちゃんが『魚人島にいる一人を除けばオレがNO.1の剣士だ』といっていましたからね。ジンベエとアーロンの経緯も気になりますね~。

 

 

2006年12月18日

第438話 ”プライド”

第438話 ”プライド”

 

 

おお、何だ、ウソップに関する内容から始まってるじゃないか。

そしてウソップがめでたく帰ってきました~。

てっきりエルバフに行って強くなって帰ってくるのかと思ってましたがこれからも一緒に行動するんですね。

 

 

ガープ中将ですが、何かセンゴク総大将にはあたまがあがらない様子。20年前、センゴクは既に大将、ガープはたぶんその時も中将。その頃から頭あがらなかったのかな。センゴクって結構若そうだけど。
何で青キジが一緒にいるのかは分からないが、相変わらず『ダラけきった正義』を披露していた。

 

 

次の目的地は魚人島。

 

どこかで読んだ情報だが、
魚人島は
グランドラインの中間地点
にあるらしい。


世界を一周する
『グランドライン』


そしてそれに直角をなして世界を一周する大地
『レッドライン』


球体である星に2つのラインが存在するために、
お互い2ヶ所で交差している。


グランドラインの出発点はレッドラインと交差している
『リヴァースマウンテン』


終点はリヴァースマウンテンの真後ろに存在する地点
『ラフテル???』


では中間地点と言えば、
『もうひとつのレッドラインと交差する地点』
ということになります。

 

一説によると世界政府の本拠地『マリージョア』がそこにあると言われています。五老星とかがいつもいる場所がそうですね。ちょっと前では海軍将校と七武海の会議の舞台もそうでしたし、さらに前ではアラバスタの国王コブラが会議に参加していた時の回想シーンでもそこが舞台でした。400年前、モンブラン・ノーランドがグランドラインに入る際に許可を受けたのもマリージョアでした。

 

ということは魚人島はマリージョアの手前くらいにあるんでしょうか。やっぱり本拠地の近場だから魚人を味方に付けておきたかったのかな、七武海として。

 

どちらにしろ、グランドラインは中間地点でレッドラインと交差するわけで、そこでは何かあるのでしょう。
海が大陸と交差するわけだから一端大陸によって海が途切れるのか、運河みたいになっていてそのまま進めるのか、世界政府の検問が張られているのか、など等、色々創造出来ますが、一番気になるのはレッドラインとグランドラインが交差しているならリヴァースマウンテンのようにそこからグランドラインに入れるんではないかと、思ってしまうのです。

 

 

2006年12月16日

第437話 ”裸百貫”

第437話 ”裸百貫”

 

 

今回も引き続き変態フランキーの話。

 

フランキー、パンツ履く気全くなし。

 

そしてロビンの行為は男にとって危機的状況なのです。
ああ可愛そう。

 

ガープ中将が艦隊を率いてウォーターセブンに来ているらしい。 伝説の海兵でも、孫とはいえ海賊をただで逃がすのはまずかったのだろうか。
なんかアラバスタの時も同じような展開だった気もするが。。。

 

最近の展開を見ていると、ウソップの帰ってくる余地がないような気がするのだが、やはり一端皆と別れエルバフへと行くのであろうか?

 

で、フランキーは誰の息子なのかそろそろ教えて~。

 

 

2006年12月07日

第436話 ”Pants from Frankyhouse”

第436話 ”Pants from Frankyhouse”

 

 

今回は変態フランキーの話。

 

 

何かほとんどフランキーがフル○○で走り回ってますけど。。。

 

それを見ていた女の子が『キャー』とか言いながら目を隠しているようで
実は見ているじゃないか~~~!!

 

しかし、フランキーともあろうお方がボール1個で隠れるほどの大きさだとは少々残念。。。

 

 

『ソルジャードッグシステム』というのが気になるが、何かワンピースっぽくないネーミングだ。

 

今度の船の名前はゴーイング何号なのだろう?

 

 

ところで、来週こそはフランキーの出生の秘密が分かるのかな?