« 2008年04月 | メイン | 2008年06月 »

2008年05月27日

第500話 ” 歴史の残り火 ”

第500話 ” 歴史の残り火 ”

 

海賊王の右腕

元ロジャー海賊団副船長 
” シルバーズ・レイリー”

元海賊とだけしか情報がありませんでしたが、なんと海賊王の一員だったとは!!しかも副船長で、右腕と呼ばれていたということは、ジャクヤクのいうとおりルフィたちより”100倍強い”というのはうなずけますね。単純に考えて海賊王の次、NO.2ということになるかもしれないし。いや、白ひげがいるからNO.3かな。

 

そして彼が見せた

”覇気”

これってシャンクスが使っていたものですよね。彼の覇気はオリジナルではなく、ロジャーの船に乗っているときに見たレイリーの覇気が由来だったんですね。この技(なのかな)って新世界クラスになるとまわりの強者はみんな使えるんですかね?それともシャンクスやレイリーみたいに一握りの強者くらいしか使えないのか?みんなが使えると戦いにならないような。

 

ところで、このレイリー。まだワンピースが始まって間もない頃、ルフィvsバギー戦でのバギーの回想シーンでそれらしき人物が登場してます。シャンクスとバギーが喧嘩しているときに仲裁に入った男。2コマしか登場してませんが。というか、回想シーンに登場している割には、やけにキャラクターとして完成度が高いので気になっていたのですが、どう見てもレイリーです。

 

 

悪い歴史

魚人と人魚は魚類として人間から迫害されていた。200年前に世界政府が魚人島への交友を発表するまでは。人間の何倍もの能力を持つ魚人達も、対する人間の数の多さには抵抗できず迫害に耐えていた。う~ん、何ともリアルな話。魚人島への交友開始は表向きには『差別の撤廃』、本音は『海底トンネルへの干渉』だったのでしょうけど。その交友関係の集大成とも言うべき姿がジンベエの七武海入りなのでしょうか。アーロンが人間達を蔑んでいたのは、過去にこういう歴史があったからなんでしょう。

 

もうひとつは奴隷制度。まだこのシャボンティパークには奴隷という概念が残っており、世界政府から黙認されている。なんといっても公然と人身売買のオークション会場があり、天竜人まで出入りしている。天竜人が参加しているのだから世界政府が黙認しないわけにはいかない、というところでしょうか。

 

魚人にとっては、この『種族迫害』と『奴隷』という2つの歴史は両方とも関わってくる問題であり、今もなおシャボンティパークではこの2つの歴史は風習として残っている。まぁ、ロズワード聖のセリフから判断すると、天竜人が魚人を奴隷にした実績がありそうだ。天竜人が魚人を奴隷にした以上、いくら世界政府が魚人と交友関係を持ったとしても売買対象にすることを禁じることは出来なかったのでは。それゆえ、今もなお魚人と人魚は法で守られずに売買対象になっているのでしょう。

 

 

”1番グローブ”に続々と重要人物が集まってきました。

  • ケイミー
  • 天竜人
  • キャプテン・キッド
  • トラファルガー・ロー
  • ルフィ達
  • トビウオライダーズ
  • そして、帰る場所を1番グローブと勘違いしているゾロ

     

    こんなに濃いキャラクターが一同に集まって何も起こらないわけがないですな。特にチャルロス聖はゾロが死んだとおもっているのに、そこに生きたゾロが登場したら大変なことになるのでは。

     

     

    キッドの顔ってよ~く見るとかなり単純

     

     

    2008年05月19日

    第499話 ”シャボンディパーク ”

    第499話 ”シャボンディパーク ”

     

     

    別件!?

    て、シャクヤクが言ってましたが何でしょう?
    海軍本部が手を離せないほどの何かが起こっているようですが、やっぱりエースと白ひげの関係?白ひげが攻めてきたとか、エースがインペルダウン全体を巻き込んでの脱走劇をしているとか、未だに白ひげと赤髪の四皇同士の接触を警戒しているだけとか。とにかく、ローグタウンで落雷と嵐によって助けられたように、今回もルフィ達は強運によって守られているみたいです。

     

     

    で、今回も天竜人が登場。しかも不細工。
    しかし、ひどいことしますね~。でも、いくら1億越えのルーキー達でも天竜人に喧嘩を売るつもりはないようで、皆何事もなくやり過ごそうと思っていたみたいです。

     

    ただ一人、ゾロを除いては。

     

    というか、ゾロは何も知らなかっただけですけど。逆に天竜人に斬りかかろうとして、周りのルーキー海賊から『正気じゃない』と言われてましたし。さらに麦わら海賊団自体が『メンバーが皆イカれている』と認識されているようです。そりゃ、エニエスロビーを陥落させたんだからそう認識されるのも当然でしょうけど。でも、もしキャプテン・キッドだったら喧嘩売ってたかもしれませんね。いや、来週ぐらいに本当に天竜人を攻撃して大変なことになりそうな予感がするのですが。

     

     

    ケイミーが攫われてしまいました。パッパグが遊園地に行きたがるケイミーを諫めていたのは、誘拐される確率が高かったからなのでしょうか?それとも単に人魚の尾ひれが見えやすい環境にあるからなのかな?う~ん、もうトビウオライダーズの出番がきましたか~。

     

     

    今回、気になるセリフがありました。

     

    『魚人と人魚は悪党でなくても売買を黙認される』

     

    魚人であるジンベエが七武海であるのに、何故その同種族である魚人と人魚がそんなに低い扱いを受けるのか?そもそもジンベエの七武海加盟にも腑に落ちないところがあります。ただでさえ元懸賞金額が低そうなところに、世界政府によって片腕であったアーロンと分かれることを七武海加盟の条件とされたところ。七武海が四皇や他の海賊への抑止力であるのに何故アーロンを追放させて戦力を分断したのか?本来の趣旨に逆行してますよね。何かジンベエが世界政府に弱みを握られて、七武海というのは名ばかりで、いいように利用されているような感じもします。

     

    『君達の住む魚人島は我々海軍本部の真下にあるが、こちらはやろうと思えばいつでも占領できるんだよ。しかし君が七武海に加盟して我々に協力するというのならば、話は別だ。ただし、アーロンという凶暴な存在と分かれることが前提だ!!彼は扱いにくいからね。さてどうするかね、ジンベエ君!!また、仮に君が七武海になったとしても、自分達の危険は自分達で守ってもらわねば困るよ。君ら魚人が犯罪事件に巻き込まれても、我々世界政府は一切関知しない。』

     

    みたいな会話があったっぽいんですよね。世界政府にとってはグランドラインの前半部と後半部を裏ルートでつないでいる魚人島を野放しには出来ないし、魚人自体が役に立つ種族であるので味方に付けたいのは当然。実際には世界政府の力の方が圧倒的に強大であったために、半ば脅迫まがいの七武海への勧誘になったのではないでしょうか。こう考えると、今までつかえていた疑問が全て解決するんですよね。バーソロミューくまも同じく何か訳ありで七武海に加盟しているって感じでしたし。アーロンが何かに付けて魚人は人間より高等だと言っていたのも、こんな過去があればコンプレックスからだと理解できますね。

     

     

    だんだんウルージ僧正が格好良く見えてきた。

     

     

    2008年05月05日

    第498話 ”11人の超新星 ”

    第498話 ”11人の超新星 ”

     

     

    何か、たくさん海賊達が登場してきました。

     

    皆、一癖も二癖もありそうな連中ですが、いったい何人が新世界で生き残れるのでしょう。

     

    それでは全員をご紹介。

     

    ☆ファイアタンク海賊団

    船長 カポネ・“ギャング”ベッジ 1億3800万ベリ

    いつぞやの“ジョー○・ク○ーニー”としか思えませんが、何かマフィアのボスという感じだけで、特に強そうでもないですよね。銃と人数だけでのし上がってきた海賊みたいに見えますけど。でも顔からしてイヌイヌの実とかで変身しそうな感じがすると思っているのは私だけでしょうか。

     

    ☆ボニー海賊団

    船長 “大喰らい” ジュエリー・ボニー 1億4000万ベリー

    ルフィと同じタイプの海賊ですね。船員も彼女の後ろでニコニコしているし。今後ルフィとの接点がありそうな海賊団です。

     

    ☆ホーキンス海賊団

    船長 “魔術師” バジル・ホーキンス 2億4900万ベリー

    何かつかみ所のないヤツです。魔術なんてワンピースでは今まで登場してこなかったのでイメージ出来ませんね。でも懸賞金の額は11人中でNO.3ですから、相当実力があるのでしょう。魔術というのは悪魔の実の能力がそう見えるのかな。運気とかを気にするらしい。

     

    ☆キッド海賊団

    船長 ユースタス・“キャプテン”キッド 3億1500万ベリー

    戦闘員 “殺戮武人” キラー 1億6200万ベリー

    11人中でNO.1の懸賞金額!!
    その理由は民間人に多大な被害を出しているから!!
    船長が3億越え、船員の一人が1億越えという構成は、麦わら海賊団のルフィとゾロの構成と同じ。さらに好戦的で民間人を標的にするキッド海賊団のポリシーと、無駄な争いは避け民間人に攻撃しない麦わら海賊団のポリシーは対照的。この海賊団、近い将来に激突する感じがしてなりません。新世界に入り早くも激突するルーキー海賊団なんて具合に。

     

    ☆オンエア海賊団

    船長 “海鳴り” スクラッチメン・アプー 1億9800万ベリー

    どこが強そうなのかまるで分からないけど、懸賞金額が2億に届きそうな海賊。手長族というだけあってリーチの長さが強さの秘訣なのでしょう。“海鳴り”というのはその長いリーチから繰り出される技が空を切る音に由来しているのかな。たとえ実際に強くてもあまりおもしろくなさそうなので麦わら海賊団とは絡んで欲しくないと勝手に思ってしまう。

     

    ☆ドレーク海賊団

    船長 “赤旗” X・ドレーク 2億2200万ベリー

    とがった帽子と目の周りを覆うマスクが特徴の男。“墜ちた海軍将校”と呼ばれているところをみると元海軍将校だったらしい。しかも11人中でNO.4の懸賞金額です。もともとかなりの実力者(准将とか少将あたり)だったので懸賞金額が高いのかなとも思いますが、海軍出身ということで内部事情に詳しいと言うだけで、かなりの驚異と見られ最初から懸賞金額が高いのかなとも思います。ちなみに『赤旗』というのはフランス革命時に革命軍が使用していたことから、今では『反抗』を示すことが多いらしい。海軍を出た理由は今後語られるのでしょうか。非常に興味があります。前回、懸賞金リストを片手に屋根の上から奴隷を眺めていたのはシルエットからすると彼かな。

     

    ☆破戒僧海賊団

    船長 “怪僧” ウルージ 1億800万ベリー

    『空島』出身ですよ!!スカイピアではなく他の空島だと思いますが。もしかしたらエネルに青海に落とされた『ピルカ』の元住人ということもあり得るかも。故郷を無くし帰るところのない彼らが青海で生きていくための手段としての海賊。でも空島にも僧侶っていたんですね~。

     

    ☆ハートの海賊団

    船長 “死の外科医” トラファルガー・ロー 2億ベリー

    新聞を賑わしていた5人の海賊の一人。5人の中では一番懸賞金額が低いですが、それでも2億。『~屋』とつけて人を呼ぶのが口癖みたいですが、“死の外科医”というだけあって元医者?手持ちの剣で医学を逆手にとった攻撃を繰り出すのでしょうか。今回の海賊の中で一番切れたら怖そう、というか常に切れている海賊っぽい。ハートの海賊団というあたたかい名前がまたいちだんと怖い。『ドレーク屋、おまえ何人殺したの?』というセリフ。海賊としてのセリフか外科医としてのセリフか、どちらなんでしょう。

     

     

    懸賞金額って『強さと危険度等を考慮したの総合値』であるので、イコール強さではない。単純に今回の登場人物の実力の強弱を比較することは難しいですね。ただ皆グランドラインの前半の海を越えてきた精鋭であることは確かみたいです。彼らが一気になだれ込んだら新世界もただじゃ済まないらしい。モリアが言っていたようなスケールが違う世界ではないということでしょうか。

     

     

    コーティング職人のレイリー。シャクヤクいわく、彼は今回のルーキー達の100倍は強いと言うこと。彼も元海賊なので当然なのだが、相当の海賊であったのでしょう。もしかしたら海賊王の船に乗っていたクルーかも。

     

     

    しかし、キャプテン・キッド、ベラミーに似ていますね~。