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2008年09月28日

第516話 ”海賊女帝ボア・ハンコック ”

第516話 ”海賊女帝ボア・ハンコック ”

 

 

最後の王下七武海登場!!

このタイミングでまた七武海とは恐れ入りました。これで7人全員の名前が出揃ったことになります。そして姿がわかっていないのはジンベエのみとなりました。

 

(以下、名前が登場した順番)
・ジュラキュール・ミホーク
・ジンベエ
・サー・クロコダイル
・ドンキホーテ・ドフラミンゴ
・バーソロミュー・くま
・ゲッコー・モリア
・ボア・ハンコック

 

しかもハンコックはかなり気まぐれな性格の海賊のようで、海軍の艦隊を襲うことも躊躇しないようです。海軍からするとミホーク並に気まぐれなんでしょうか?たしかにこれでは海軍本部と七武海の会議に参加しないのは当然ですね。それに島の3km沖合いで海軍の船が待機するという協定も、ほとんどハンコックの言いなりみたいですし、七部海と海軍のバランスってどうなんでしょう?

 

ハンコックの能力は自分に心を傾けた者を石化する能力。彼女に心を傾けた者で、彼女の両手から発するビームを浴びた者は一瞬にして石になってしまうようです。それが男性だけに対する能力なのかはまだ分かりません。ハンコックと一緒に乗っていた女性達は憧れとしてメロメロにはなっていただけですし、ビームを浴びてないはずなので比較対象がないですからね。ハンコックが島で男の存在を認めないのは、石になる男をみているとわかるような気がします。石化ということは、能力の詳細はやはりゾオン系の蛇で3兄弟の名前にあるようにゴルゴンとかメドゥーサでしょうか。また石化の能力はどこまで強力なんでしょうか。相手が一人ならば念じただけで石化できるとか、島や町ひとつをまるごと石化できるような強力な能力も登場するのでしょうか。ちなみにギリシャ神話でもゴルゴン三姉妹は存在していて、メドゥーサはの一番下の妹ということです。

 

 

出てきましたね~、やはり“覇気”。女々島の住人は覇気を使用できるようです。マーガレットが矢に覇気を纏わせていると言っていたところを見ると、覇気というものは、レイリーやシャンクスのように体から広範囲に発することも、九蛇のように物に蓄えて自身の体から離れた後も効果を持続させることも可能なようです。便利ですね。九蛇が矢で物を破壊するように覇気には破壊力をます効果もあるようで、ミホークは剣から覇気を放出しあのような大規模な斬撃を繰り出していると思われます。対して、モリアやクロコダイルは覇気を習得できずに、新世界に定住できなかったために前半の海に留まる結果となったと思えます。ルフィが対デュバル戦でデュバルの乗り物の牛を威圧していましたが、それは覇気の原型のようなものに感じます。実力を見込まれて九蛇に鍛え込まれ、ゴムの力に加えて覇気を発することが出来るようになったら、これは相当な威力が見込めそうです。ゴムゴムのガトリングとかはどんな規模になるんでしょう。

 

 

ところで、このルフィの環境ですが、何だか出来すぎていますよね。やはり、くまの吹き飛ばす能力は行き先を選べるのでしょうか?ルーラみたいですね。だとしたらルフィの一行は皆実力を伸ばせる環境に飛ばされている可能性が高いです。グランドライン前半の各航路共通の終点であり、サニー号のあるシャボンティ諸島での再会になるかと思いますが、その時は全員で大将一人を何とか防げる実力までになっていそうです。

 

 

対白ひげ戦線ってどうなっているんでしょう?分かっているだけでも、くま、ハンコック、モリアは不参戦のようです。ミホークには期待できないでしょうし、残りはジンベエ、ドフラミンゴ、黒ひげの3名。しかもこの3名も参加が確定ではないですし。大将3名を筆頭に七武海と白ひげを迎え撃つ作戦もいまいち成り立たないですね。海軍は今回の作戦に参加しない場合は七武海除名を臭わせていますが、除名くらいでおびえる海賊って、このクラスでいるんでしょうか?そもそもこのクラスの海賊達が海軍から与えられた安泰な地位を死守するはずがなく、七武海入りした理由も海軍が頼んできたからとか、海軍から追いかけられなくなりうっとおしくならないからでしょうし、海軍に束縛されるならいつでも除名してくれというスタンスな気がします。実際に除名されても実力的に困ることがなさそうですし。海軍は本当に大丈夫なんでしょうか?というか、そもそもいくら強力な海賊だからといっても、ここまで気まぐれな性格な海賊達をそろえて七武海にして従えるなんてちょっと無謀すぎる気が。

 

ドフラミンゴの言う「海賊新時代」というのは、今回の白ひげとの勝敗ではなく、実際に戦闘になり数え切れないほどになるであろう海軍将校の犠牲、七武海制度の分解といった結果の先にある海軍弱体化と、それに伴う海賊の増加、そしてその中で本当に強い海賊だけが生き残る時代をさしているのではないでしょうか。海賊新時代言っているところを考えると、ドフラミンゴ自身も海軍ではなく海賊が今後の時代を引っ張っていくと考えています。今後、自分も新時代を生き残る海賊として君臨するつもりの彼は、もしかすると今回の一件からすでに海軍を見捨て、対白ひげ戦には参加しないかもしれません。

 

 

今回の中将モモンガってバスターコールの時の中将ですね。

 

 

2008年09月23日

第515話 ” 女々島の冒険”

第515話 ” 女々島の冒険”

 

 

海賊“女帝”ボア・ハンコック

スリラーバークで森の海賊団が名前を出していたので、そのうち登場するのかと思っていたら以外に速い登場です。女々島では蛇姫様と呼ばれていますね。森の海賊団いわく、とても美しいとのこと。マーガレットも世界一美しいと言っています。しかし『噂で美しい』、『女性だけの島で美しい』、というのは、一般的な世界での美しいかどうかは疑問ですね~。

 

何百年も男子禁制が続いていた島らしいが、もしかして空白の100年世界政府樹立の時期と関係があるのでしょうか?世界政府の軍団が攻めてきたときに男は皆降伏し、女性だけが最後まで抵抗し自治を守りきったとか。権力に取り憑かれた男が国を傾け、男にあきれた女性達がこの島に移住し男子禁制にしたとか。また島を治めているのが海賊という時点で少なくとも現在は世界政府加盟国ではないはずです。

 

女々島では何故か女性しか生まれないらしい。島外で妊娠して帰ってきた者が出産しても女性しか生まれない。う~ん、不思議なことがあるもんですな。何百年も男子禁制であった環境が女性しか生まれない遺伝子を作り上げてしまったのか、島の環境や化学物質等の影響で女性しか生まれないのか?島の中央に大きな穴が空いていてその中に村がありますが、昔あった火山の火口跡で、現在も色々な化学物質が出ていて人体に影響を与えているとか。

 

ところでハンコックとは何者なのか?

・ハンコック=四皇?
ガープが四皇について語った時のシルエットで女性らしき姿が映っていましたが、昔のアルビダっぽいシルエットで美しいとは思えない。さすがにハンコックではないのでは。。。と思うのですが、さんざん美しいと言っておきながら、すごい人が出てきそうな展開もありそうです。ホントにアルビダっぽい人が。。。そして島の女性達が皆口をそろえて『美しい!!』と。でも彼女が四皇だとすると、島の位置は高確率で新世界になります。ルフィだけ先に新世界に来てしまう展開はないでしょうからこの説はボツだと思われます。

 

・ハンコック=船長ローラの母親??
森の海賊団いわく、ローラの母親 は名のある海賊とのこと。しかし同時に他の森の海賊団のメンバーがハンコックは美しいと言っていました。この文脈からでもこの2人は別人っぽいです。しかしハンコック本人ではなく、ハンコックの2人の妹の片方ががローラの母親であるとしたら、上記の文脈もおかしい表現ではないです。ハンコックの妹であれば、確かに名のある海賊。ローラはこの国で生まれ、男を求めて島外に出たため、やたらと求婚している。ここまではいいとしても、ルフィが持っているビブルカードはレイリーの名前が書いてあるのでローラからもらったものではないようです。ローラの母親と会う時は彼女からもらったビブルカードを持っていることが条件の一つでしょうから、やはりこの説もないでしょう。

 

 

ルフィはこの島で何を体験するのか?この島はこれからの冒険でどんな意味を持ってくるのか。やはり今話題の『覇気』が絡んでくるのでしょうか。対能力者と対等に戦うことが可能になると思われる覇気。ハンコックや島の住人が世界政府の保護もなく、男子禁制の慣習も何百年も継続できたのは、強力な能力の存在があるのかもしれません。この島で一段と成長したルフィが再び集まったシャボンティパークで海軍大将や他の名のある能力者をはねのける、なんて展開につながるのでしょうか。

 

 

蛇姫様って
『ゾオン系 ヘビヘビの実 モデル“ヤマタノオロチ”』
とかですかね?

 

 

2008年09月15日

第514話 ” カラダカラキノコガハエルダケ”

第514話 ” カラダカラキノコガハエルダケ”

 

 

女々島 『アマゾンリリー』

女系戦闘民族『九蛇』の住む島

ルフィがくまの衝撃波によって飛ばされた島です。本当に女性しかいない島のようです。女性だけでどうやって子孫が増えていくのか不思議ですが、幼い女性を島外からスカウトしては育てて戦士にする島なのかもしれません。結果、女性しかいないと。しかも男性を見たことがないという人もいました(というか長老以外、皆男性を見たことがないような感じですが)。九蛇はどのくらい強いんでしょうか?『覇気』とか悪魔の実とはまた違う能力を使うのかもしれません。そうしたらルフィもここでゴムゴム以外の能力を習得するのかな?

 

 

ルフィが地面に着地した際にくまの肉球の跡が付いていたところがなかなか面白いです。島の結構大きな跡が付いていました。地面にあとが残る程度の威力まで衝撃波が弱っていたといことですね。衝撃波を出した瞬間なら地面に深い穴が空いていたはずです。また、くまの肉球自体は小さいですが、衝撃波の規模は大きいんですね。あれではPX-1も飛ばせるのも理解できます。しかも本当に3日3晩飛ばされいた感じですし、相当強力な衝撃波ですな。この衝撃波を圧縮されて飛ばされたら、体を貫通するはあたりまえですね。

 

このくまの吹き飛ばす能力は結構使えますよね。最悪自分より強いと思った敵にはこの衝撃波で飛ばしてしまう方法もあります。ただくまより強い敵になると、そもそも衝撃波に耐えそうですし、仮に飛ばしても自力で衝撃波をかき消すことも可能でしょうから、その場合は自分自身を飛ばしてしまえばいいですよね。バシルーラみたいなもんです。ただ、くま本人が場所を指定できるのかが分からないので、自分自身を吹き飛ばすのはちょっと怖いですが。『旅行するならどこに行きたい』というセリフは到着点を指定できるというより、単なるシャレっぽいんですよね。

 

 

他のメンバーもそれぞれどこかへ飛ばされてしまいましたが、ルフィ以外のメンバーのストーリーもあるのでしょうか?9人分のストーリーを全て連載というのはさすがにやらないと思いますが、ルフィの冒険の合間に何コマずつか他のメンバーの様子もちょくちょく入りそうです。

 

・ゾロは新しい剣技の境地へ進む

・ナミは他のメンバーに追いつくための体技の習得(ないかな?)

・ウソップは巨人族の島を経由

・サンジは過去のゼフの航海を知り、さらなる足技を習得

・チョッパーはランブルボールを自分の意志で完全に操れるように

・ロビンは新しいポーネクリフの発見、空白の100年に触れる

・フランキーはトムさんへの手がかりを発見、さらに自分を改良

・ブルックはなんだろう???

 

こんな感じでしょうか。しかしアニメ制作者にとっては何て嬉しい展開。1年くらいは余分に時間を稼げるんじゃないでしょうか。最近は可哀想なくらいに原作に追いつきそうですから。でもルフィを含め、グランドラインにいるのかが問題です。あんなに長時間飛んでいたのではカームベルトを越えていても不思議じゃないです。新世界に行っている可能性は少ないと思いますが。バラ色ライダーズはいつまで待っているのでしょうか?まぁ、船はレイリーが責任を持って保管するのだと思いますが。もしかするとレイリーがサニー号で皆を迎えに出る可能性もあります。メンバーが再会するのはいつ頃かな~。

 

 

ルフィは最後のキノコをあんなに引っ張られて痛そ~~~!!

 

 

2008年09月11日

第513話 ” 救えないっ!!!”

第513話 ” 救えないっ!!!”

 

 

衝撃の展開!!

麦わら海賊団が全員くまの能力によって飛ばされてしまいました。

とはいっても、くまの真意は彼らを逃がすためという感じがひしひしと伝わってきますね。レイリーにもそんな感じの言葉をささやいたようです。レイリーは半信半疑でしたが。しかし、七武海は海軍本部の命令で強制招集を受けているのに、命令に背いてまでわざわざシャボンティパークまでやってきて干渉するなんて、余程彼らが気になるのか、自分が見逃した海賊達が黄猿に捕まるのがいただけなかったのか、ゾロとの男気を無駄にしたくなかったのか、謎な人物です。

 

ただ今回のくまと会話、黄猿とのやりとりで分かったことがあります。まず、くまは元海賊であること。黄猿に対し『政府の息のかからない事例では海軍と仲良くする義理はない』と本性を垣間見ることの出来るようなことを言っていますし、黄猿も『これだから海賊は信用ならない』と言っています。実は最初から政府によって作られたパシフィスタなのかなと思っていましたが、海賊『暴君くま』は実際に存在していたようです。

 

もうひとつは、彼が政府内で立場が危ういこと。スリラーバークでルフィ達を逃したことがきっかけになっているのでしょうが、政府からの信用がなくなってきているのでしょう。今回の個人行動でそれも決定的になったと考えられます。これからどうするんでしょう?彼も自身の能力(ニキュニキュの実)に加え、パシフィスタとしての能力を手に入れたため、もう政府には用がないのかもしれません。しかし逆に改造の際に何かのいつでも体の機能を停止できるような細工を施され、弱みを握られていたため、命令に従順だったのかもしれません。本当にこれからどうするんでしょう???

 

 

ところで、対白ひげ戦では本当に七武海はそろうのでしょうか。モリアはダメとして、くまはシャボンティ諸島でこんなだし、ミホークは無視しそうだし、他のメンバーも来るのでしょうか?今のところドフラミンゴだけが乗り気な感じですよね。あと黒ひげは打倒白ひげのために参加するでしょうね。しかも黄猿は足止めを喰らい、パシフィスタは1台は破壊され、1台は飛ばされてしまってます。意外に政府は戦力不足でエースを奪われ、大打撃を受けるような結果もありそうです。

 

 

麦わら一行はどこに飛ばされたのでしょうか。戦桃丸いわく『くまに飛ばされた物は3日3晩、空をさまようと言われている』とのこと。やはり飛ばされているようですが、皆バラバラにされてしまったのでしょうか?くま本人が意図した場所に飛ばせるかどうかが分かりませんが、これからメンバーが集結するまでのストーリーとかあるのでしょうか?くまの言っていた『もう二度と会うことはない』というのが、ルフィが仲間と会うことがないのか、くまがルフィと合うことがないのかが分かりませんが、目が離せませんね。

 

 

レイリーですが、今週も強いですね~。というのも黄猿がロギア系の攻撃を仕掛けないあたりがそれを証明しています。せいぜい『雨の叢雲』で斬りつける程度。覇気を持っている人間にはロギア系の攻撃(もしくは悪魔の実の能力全般)が無効のようです。黄猿にしてみれば最小限のロギア系の能力だけを使用し、後は本来の身体能力で攻撃するしかないということでしょうか。こんなレベルの人間がたくさんいる新世界は新しい概念の戦闘が増えそうで楽しみですね。ロブ・ルッチが六式とゾオン系の能力だけでも異様な自信を持っていたのは、新世界のこんな状況もあったのでしょうか。所詮、ロギア系の能力が幅をきかせられるのもグランドライン前半までで、六式という身体能力を高めた者の方が、最終的には覇気を持った者との高レベルな戦闘では有利になると。

 

 

黄猿のセリフが所々オカマっぽく聞こえるようになってきました。

 

 

2008年09月02日

第512話 ” ゾロ、音沙汰なし”

第512話 ” ゾロ、音沙汰なし”

 

 

レイリー強いですね~。

能力者である黄猿が、まるで能力者ではないかのような戦いぶりです。能力者キラーですな。八咫の鏡(ヤタノカガミ)で長細い光となった黄猿の体を件で斬りつけてましたからね。また雨の叢雲(アメノムラクモ)という光の剣も普通っぽい剣で受けてましたし。ロギア系の能力者の体に接触できるあたり、悪魔の実の能力を無効化しているとしか思えないんですけど、いったいどうなってるんでしょうか?これが新世界の実力だとしたら、モリアが新世界で敗北したのも十分理解できます。ただ、黄猿にも自身が見えます。『あんたを捕らえるとなると、覚悟を決めなきゃならない』と言っているように、犠牲を払えば捕らえられると認識しているようです。

 

 

久々に登場!オリジナルのくま!!彼はゾロが生きていたことに驚いてましたが、同時に一目置いたようです。PX-1を制止し、ゾロを肉球で飛ばしてピンチから救ってました。彼は律儀なところがありますから、今回も彼らを見過ごすのでしょうか。

 

で、ゾロはどこに行ったのかな?おそらく島内のどこかに飛ばされてるんではないかと思います。ワンピースの特性上、メンバーが欠けた状態で次のストーリーに進むことはほとんど無いため(ナミを除く)、ゾロもすぐに合流可能な島内にいるのでは。ゾロは看護婦さんの婚約者である男性を助けて病院まで運んでいましたが、群全ゾロもこの病院に運ばれ、この島の一件の影響で天竜人から解放された看護婦さんがゾロを見つけて介抱しているような気もするんですが。

 

 

また巨大化したチョッパー。この場で巨大化したということは、このまま麦わら海賊団の迎撃態勢が開始?なのかな。うまくいけば無事なメンバーとチョッパーでPX-1を倒し、ルフィが戦桃丸を倒して、黄猿がレイリーに敗れて何とかなるというパターンもありえます。おそらく他のルーキー達も、黄猿が応援に来ない状況であればパシフィスタを押さえられそうですし。楽観的すぎるかな?

 

 

オリジナルくまの見分け方は『聖書』を持っているかどうかで分かりますね~。