第516話 ”海賊女帝ボア・ハンコック ”
最後の王下七武海登場!!
このタイミングでまた七武海とは恐れ入りました。これで7人全員の名前が出揃ったことになります。そして姿がわかっていないのはジンベエのみとなりました。
(以下、名前が登場した順番)
・ジュラキュール・ミホーク
・ジンベエ
・サー・クロコダイル
・ドンキホーテ・ドフラミンゴ
・バーソロミュー・くま
・ゲッコー・モリア
・ボア・ハンコック
しかもハンコックはかなり気まぐれな性格の海賊のようで、海軍の艦隊を襲うことも躊躇しないようです。海軍からするとミホーク並に気まぐれなんでしょうか?たしかにこれでは海軍本部と七武海の会議に参加しないのは当然ですね。それに島の3km沖合いで海軍の船が待機するという協定も、ほとんどハンコックの言いなりみたいですし、七部海と海軍のバランスってどうなんでしょう?
ハンコックの能力は自分に心を傾けた者を石化する能力。彼女に心を傾けた者で、彼女の両手から発するビームを浴びた者は一瞬にして石になってしまうようです。それが男性だけに対する能力なのかはまだ分かりません。ハンコックと一緒に乗っていた女性達は憧れとしてメロメロにはなっていただけですし、ビームを浴びてないはずなので比較対象がないですからね。ハンコックが島で男の存在を認めないのは、石になる男をみているとわかるような気がします。石化ということは、能力の詳細はやはりゾオン系の蛇で3兄弟の名前にあるようにゴルゴンとかメドゥーサでしょうか。また石化の能力はどこまで強力なんでしょうか。相手が一人ならば念じただけで石化できるとか、島や町ひとつをまるごと石化できるような強力な能力も登場するのでしょうか。ちなみにギリシャ神話でもゴルゴン三姉妹は存在していて、メドゥーサはの一番下の妹ということです。
出てきましたね~、やはり“覇気”。女々島の住人は覇気を使用できるようです。マーガレットが矢に覇気を纏わせていると言っていたところを見ると、覇気というものは、レイリーやシャンクスのように体から広範囲に発することも、九蛇のように物に蓄えて自身の体から離れた後も効果を持続させることも可能なようです。便利ですね。九蛇が矢で物を破壊するように覇気には破壊力をます効果もあるようで、ミホークは剣から覇気を放出しあのような大規模な斬撃を繰り出していると思われます。対して、モリアやクロコダイルは覇気を習得できずに、新世界に定住できなかったために前半の海に留まる結果となったと思えます。ルフィが対デュバル戦でデュバルの乗り物の牛を威圧していましたが、それは覇気の原型のようなものに感じます。実力を見込まれて九蛇に鍛え込まれ、ゴムの力に加えて覇気を発することが出来るようになったら、これは相当な威力が見込めそうです。ゴムゴムのガトリングとかはどんな規模になるんでしょう。
ところで、このルフィの環境ですが、何だか出来すぎていますよね。やはり、くまの吹き飛ばす能力は行き先を選べるのでしょうか?ルーラみたいですね。だとしたらルフィの一行は皆実力を伸ばせる環境に飛ばされている可能性が高いです。グランドライン前半の各航路共通の終点であり、サニー号のあるシャボンティ諸島での再会になるかと思いますが、その時は全員で大将一人を何とか防げる実力までになっていそうです。
対白ひげ戦線ってどうなっているんでしょう?分かっているだけでも、くま、ハンコック、モリアは不参戦のようです。ミホークには期待できないでしょうし、残りはジンベエ、ドフラミンゴ、黒ひげの3名。しかもこの3名も参加が確定ではないですし。大将3名を筆頭に七武海と白ひげを迎え撃つ作戦もいまいち成り立たないですね。海軍は今回の作戦に参加しない場合は七武海除名を臭わせていますが、除名くらいでおびえる海賊って、このクラスでいるんでしょうか?そもそもこのクラスの海賊達が海軍から与えられた安泰な地位を死守するはずがなく、七武海入りした理由も海軍が頼んできたからとか、海軍から追いかけられなくなりうっとおしくならないからでしょうし、海軍に束縛されるならいつでも除名してくれというスタンスな気がします。実際に除名されても実力的に困ることがなさそうですし。海軍は本当に大丈夫なんでしょうか?というか、そもそもいくら強力な海賊だからといっても、ここまで気まぐれな性格な海賊達をそろえて七武海にして従えるなんてちょっと無謀すぎる気が。
ドフラミンゴの言う「海賊新時代」というのは、今回の白ひげとの勝敗ではなく、実際に戦闘になり数え切れないほどになるであろう海軍将校の犠牲、七武海制度の分解といった結果の先にある海軍弱体化と、それに伴う海賊の増加、そしてその中で本当に強い海賊だけが生き残る時代をさしているのではないでしょうか。海賊新時代言っているところを考えると、ドフラミンゴ自身も海軍ではなく海賊が今後の時代を引っ張っていくと考えています。今後、自分も新時代を生き残る海賊として君臨するつもりの彼は、もしかすると今回の一件からすでに海軍を見捨て、対白ひげ戦には参加しないかもしれません。
今回の中将モモンガってバスターコールの時の中将ですね。